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#7 心のこと④ 受入れの第一歩

ダウン症息子の受入れ過程は何があったんだろ・・・

正直なところ、一つのことでガラリと受入れが進んだわけじゃなくて、少しずついろんなことがありながら、徐々に気づきがあって受入れに向かったんだと思う。

もう3年くらい前のことなので、少しずつ思い出したことを書いていこうと思う。

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私は今まで障害を持った人と関わる事なんてほとんどなかったし、ダウン症ってどんなものか知識も全くなかった。

めちゃくちゃ差別的な表見表現だけど、私が知ってるのはあの「特徴的な顔」だけ。

もう未知すぎて何が不安かもわからないほど、不安でいっぱいだった。

この先どうなるのか。。。

そんなこと考えると、息もできないくらいの苦しさがこみ上げてくるんだけど、とにかく常ねこの状態がデフォルトな感じだった。

もう生きてる心地がしなかった。

 

今思えば私は息子のことを「ダウン症児」としてしか見てなかったんだと思う。

「息子」本人は見てなかった。

 

退院してから友達がお祝いに来てくれたんだけど、ダウン症だったってことは伝えてあった。

誰にも会いたくない気持ちだったのに、無理やり押しかけてきた。

すごく嫌だった(笑)

お姉ちゃんの保育園の送迎などで会う先生やママ友に「おめでとう」って言われる言葉がすごく重たかったから・・・。

でも、その友達は息子の顔を見るなり「え!?めっちゃ可愛いやん♡」って。

 

え??何言ってんの??ダウン症だよ。って思った。

でも、この子も可愛いって言ってもらえるんや…ってちょっとビックリした。

 

そう思ってみれば、赤ちゃんというフォルム自体は確かにかわいかった。

 

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