ダウン症息子の受入れ過程は何があったんだろ・・・
正直なところ、一つのことでガラリと受入れが進んだわけじゃなくて、少しずついろんなことがありながら、徐々に気づきがあって受入れに向かったんだと思う。
もう3年くらい前のことなので、少しずつ思い出したことを書いていこうと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今まで障害を持った人と関わる事なんてほとんどなかったし、ダウン症ってどんなものか知識も全くなかった。
めちゃくちゃ差別的な表見表現だけど、私が知ってるのはあの「特徴的な顔」だけ。
もう未知すぎて何が不安かもわからないほど、不安でいっぱいだった。
この先どうなるのか。。。
そんなこと考えると、息もできないくらいの苦しさがこみ上げてくるんだけど、とにかく常ねこの状態がデフォルトな感じだった。
もう生きてる心地がしなかった。
今思えば私は息子のことを「ダウン症児」としてしか見てなかったんだと思う。
「息子」本人は見てなかった。
退院してから友達がお祝いに来てくれたんだけど、ダウン症だったってことは伝えてあった。
誰にも会いたくない気持ちだったのに、無理やり押しかけてきた。
すごく嫌だった(笑)
お姉ちゃんの保育園の送迎などで会う先生やママ友に「おめでとう」って言われる言葉がすごく重たかったから・・・。
でも、その友達は息子の顔を見るなり「え!?めっちゃ可愛いやん♡」って。
え??何言ってんの??ダウン症だよ。って思った。
でも、この子も可愛いって言ってもらえるんや…ってちょっとビックリした。
そう思ってみれば、赤ちゃんというフォルム自体は確かにかわいかった。